Insta360 Ace Pro2 vs Ace Pro:性能・価格・使い方の違いを完全ガイド

Insta360 Ace Pro vs Ace Pro2 徹底比較ーDJI osmo pocket 3 とも比べてみた!

新発売から発送が1カ月ほど遅れ、昨年末12月初旬にようやく手元に届いた Insta360 Ace pro 2
この記事の投稿段階では約2カ月ほど経過しました。その間に、待ちに待ったNikon Z50Ⅱも新登場し、こちらも発売当日に届いたので、昨年末はカメラ機材の箱で溢れていました。
そんなこともあり、すぐに使用できなかったのですが、先月から持ち出して使用する機会がありましたので、前作となるAce proと比較してみました。

新しい魅力的な機能が追加されたAce pro 2
十分な機能があり且つ落ち着いたプライスのAce pro

どちらか迷っている方に参考になればと思い、比較してみました。最近手放したDJI osmo pocket 3 との比較も付け加えました。

Ace Proのメリットとデメリット

**メリット**
◎コストパフォーマンス:  価格が比較的リーズナブルで、初心者にもおすすめ。
◎使いやすさ:  シンプルな操作性で、すぐに使い始められる。
◎多機能:  360度撮影や4Kビデオ、スローモーション撮影など、多彩な機能を備えている。

**デメリット**
◎画質:  他の高価格帯のアクションカメラに比べると、画質がやや劣る。それでもこれは好みの問題なので、鮮やかな色味が好きなら、気になる点ではないかも。
◎バッテリー寿命:  長時間の撮影には向かない。最近のカメラ機材は機能満載でバッテリー消費が激しいので、バッテリー複数準備すれば、これも気にならないかな。

Ace Pro2のメリットとデメリット

メリット:
◎画質向上:  4Kビデオの画質が向上し、より鮮明な映像を提供。最大8K30pで撮影でき、高解像度の効果を存分に発揮してに 画質を落とさず2倍にズームできる「4Kクラリティズーム」。
◎バッテリー寿命:  長時間の撮影が可能になり、より多くの映像を撮影できる。
◎Log撮影: 色調整の自由度が高まるLog(I-LOG)撮影機能を搭載。

**デメリット:**
– **価格:** Ace Pro2はAce Proに比べて価格が高くなる。
– **複雑さ:** 新機能が増えたことで、操作が少し複雑になる可能性がある。

Ace Pro2と他のアクションカメラとの比較

– **GoPro Hero10:** Ace Pro2は画質やバッテリー寿命でGoPro Hero10に匹敵するが、価格がやや高め。
– **DJI Osmo Action 3:** Ace Pro2はDJI Osmo Action 3と同等の画質を持ち、より多機能。
– **Sony RX0 II:** Ace Pro2はSony RX0 IIに比べてコストパフォーマンスが高いが、画質や操作性では劣る。

さらなる比較

# ビデオ機能

– **Ace Pro:** 4Kビデオ撮影が可能だが、フレームレートやビットレートはAce Pro2に比べて低い。
– **Ace Pro2:** 4Kビデオ撮影がより滑らかで、高フレームレート(60fps)に対応。ビットレートも向上し、映像のクオリティが向上している。

# 手ぶれ補正

– **Ace Pro:** 基本的な手ぶれ補正機能を搭載しているが、動きの激しいシーンではやや不安定。
– **Ace Pro2:** 進化した手ぶれ補正機能(例: FlowState手ぶれ補正)を搭載しており、動きの激しいシーンでも安定した映像が撮影可能。

# 防水性能

– **Ace Pro:** IPX7防水性能を持ち、水深1メートルまでの防水が可能。
– **Ace Pro2:** IPX8防水性能を持ち、水深3メートルまでの防水が可能。より多くのアウトドア活動に対応。

# バッテリー交換

– **Ace Pro:** バッテリーが内蔵型で、交換が難しい。
– **Ace Pro2:** バッテリーが交換可能な設計になっており、長時間の撮影にも対応しやすい。

# アプリ連携

– **Ace Pro:** 基本的なアプリ連携機能を持ち、撮影した映像の編集や共有が可能。
– **Ace Pro2:** より高度なアプリ連携機能を持ち、リアルタイムでの映像配信や高度な編集が可能。

# Log撮影

– **Ace Pro:** Log撮影非対応
– **Ace Pro2:** Log撮影対応。Log撮影により、後で編集する際により多くの情報を保持し、映像のダイナミックレンジを広げることができる。Ace pro 2に切り替えた一番の理由がこのLog撮影機能搭載というところ。基本的にどのカメラのLog撮影も映し出されるものは「モノクロ」っぽい感じの素材だが、モニターに映し出す段階で色味をつけることのできるモードがあり、カラコレ・カラグレのイメージがしやすいのもよい点です。

– **VRコンテンツ制作:** 360度撮影機能を活用して、没入型VRコンテンツを制作。
– **ドローン映像:** ドローンと連携して、空撮映像を撮影。
– **スポーツ映像:** スローモーション撮影機能を活用して、スポーツの瞬間を詳細に記録。
– **ライブストリーミング:** ライブストリーミング機能を活用して、リアルタイムで映像を配信。

さらに、以下のようなアイデアも考えられます。
– **タイムラプス撮影:** 長時間の風景変化や建物の建設過程を撮影し、魅力的なタイムラプス動画を作成。
– **水中撮影:** 水中での生物観察やダイビング映像を撮影。IPX8防水性能を活かして、より深い場所での撮影が可能。
– **家庭用監視カメラ:** 小型で防水性能が高いため、家庭用の監視カメラとしても利用可能。
– **楽器演奏の俯瞰撮影:こちらについては、クライアントさんから相談を受けて、ピアノ演奏の俯瞰撮影に使えそうだということでInsta360 ace pro を提案して喜ばれました。またの折に、インプレッション記事をお届けしたいと思っています!

当方がAce pro 2に切り替えた一番理由は、Log撮影ができること!これがなければ、おそらく今もAce Proを使い続けていたでしょう。それくらい、Ace Proも発色もよく完成度が高いアクションカメラです。少し前まで大人気のDJI osmo pocket 3を愛用していました。こちらもLog撮影ができブレが少ないジンバル撮影を手軽に楽しめる機材でした。しかし、Ace pro 2もLog撮影機能搭載だけでなく、手振れ補正もかなりしっかり聞くので、ジンバルがなくても落ち着いた映像を確保できたことから、osmo pocket 3は売却し、その売却益を足しにしてAce pro 2を購入したというところです。皆さんも予算や用途に合わせて好きな方を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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